この記事では「これまで飲み会に参加したことがなく…どう立ち回ればいいのか分からない」という大学生に向けて作成されています。
結論から書きますと、大学生の飲み会に
ルールなど存在せぬ!
ということになりますが、その中でも飲み会を通して、より楽しい時間を過ごしてみたい、仲良くなりたい人との距離縮めてみたいという方はぜひ最後まで読んでいただければと思います。
初めての飲み会:基本的なこと
乾杯の挨拶
お店を貸し切るような大勢の飲み会の場合は、乾杯の挨拶は基本的に全員が席についてから行われます。
乾杯の音頭を取るのは、幹事や目上の人、年上の人。
その人の挨拶の締めで「乾杯!」と発声されたら、周りの人と目を合わせて乾杯するようにしましょう。
乾杯相手に対し、自分が年下であったり身分が下の場合は、右手はグラスの側面、左手でグラスの底面を持ち、相手のグラスよりも低い位置で乾杯するのがマナーです。
社会人になってから求められるマナーではありますが、学生のうちから覚えておくと大変便利です。
食べ物や注文に関しては、自分の立場が下であれば
「なんでも好きなもの頼んでもいいよ」
と言われない限りは、基本的にお任せするようにしましょう。
ただし、飲み物に関しては、好きなものをはじめから頼んでも大丈夫です。
加えて、周りの人に気を配ることができるとより良い時間にすることができます。
例えば、隣の人のグラスが空になりそうな場合は、
「お次はどうされますか?」
と聞いてあげるようにしましょう。
これも社会人になってからの飲み会においても必要とされる気遣いの一つですので覚えておくと有益です。
会話のコツ:初対面でも楽しめる話題
大学生であれば、共通の話題も少なくないと思います。
単位や授業の話、また趣味、サークルの話をすれば何ら問題ありません。
それでもあまり関係性が深くない人とも話す機会が大学生の飲み会においてもあると思います。
そんな時は
・食べること
・寝ること
・お金を使う(使った)こと
・働くこと(バイトについて)
・動くこと
の5つの話題を中心に相手に質問してみるようにしましょう。
これはデートや気になる異性にも使える話題探しのテクニックになります。
相手の回答には、好奇心を全集中で向けるようにしてください。
たとえ知っていることでも、そのあとの内容が読めたとしても、途中で遮ることなく少しオーバーでもいいのでリアクションを取るようにすると良いでしょう。
ここで、相手側が気を利かせて
「あなたはどうなの?」
こちらの質問に対して、同じ質問をしてくれることがあります。
この時、関心を持ってもらえることは嬉しいことですが、まだ関係性もさほどできていないようであれば、話し過ぎには注意です。
雑談、何気ない話であったとしても、「自分2:相手8」という意識を持っておくと、自然と好感を持ってもらえるようになります。
ドリンクの選び方
20歳を越えているのであれば、自身の好きなものを飲むようにしましょう。
もし、まだ20歳になったばかりでオススメのお酒が分からないようであれば、メニューの中からピンときたものを選ぶようにしましょう。
始めのうちは、無理にビールやハイボールとった苦味が強いお酒ではなく、フルーツサワーや、甘味がありそうなお酒を選ぶといいでしょう。
ただ甘いお酒は、スイスイ飲めてしまうので、あくまでも慎重に飲むようにしましょう。
また、お酒が飲めないのであれば、無理にお酒を飲む必要は全くありません。
強要されるような飲み会であれば、すぐに帰るようにしましょう。
飲み会で気をつけるべきポイント
飲み会は楽しい時間を過ごす場ですが、アルコールが入ることで判断力が低下し、トラブルに発展することも少なくありません。
お酒が進みすぎて以下のようなことがないように気を付けましょう。
一つずつ解説していきます。
・記憶が飛ぶ
・吐いてしまう
・終電を逃す
・金銭関連
記憶を飛ばす
一番怖いのは、記憶を飛ばすことです。
「お酒を飲んで気が付いたらどこかに移動していた」みたいな話はリアルでもドラマでもよくある話ではありますが、実際に体験するとゾッとします。
その間に自分がどのような行いをしていたのかも分からない上に、記憶が飛ぶほどにアルコールを含んでいるので、ロクな振舞いをせず、人に迷惑をかけていることが大概です。
ごく稀に「また記憶を飛ばしたんだよね」という人がいますが、この記憶を飛ばすことに慣れてしまうことが何より一番恐ろしいことです。
吐いてしまう
次に吐いてしまうこと。
これも人様に迷惑をかけてしまいますし、初めに挙げた記憶を飛ばすこととのダブルパンチで発生することがあります。
店内などで戻してしまうと、楽しい飲み会の空気を冷めさせてしまうだけではなく、追加料金を取られることもあり、お財布的にも大ダメージとなってしまいます。
筆者はお店の入り口のマットの上に戻してしまい、支払いが1万円増えたことがあります…悲しい
終電を逃す
終電を逃してしまうのも、酔っぱらったときあるあるです。
自宅に戻るにあたり、タクシーを利用したり、その場で宿泊施設に入ることで、飲み会費用を自ら高くしてしまうことになります。
金銭関連
お酒が入っていると、お互いに「払った、払わない」といった形で口論に発展する可能性もあります。
これを防ぐために大勢での飲み会の場合は、事前に料金を確認しておくようにしましょう。
こうしたトラブルに合わせて二日酔いも怖いことろです。
このブログでは二日予防のサプリメントについてもご紹介していますので、コチラの記事もぜひご覧ください。
大学生の飲み会:立ち回りについて
自然に溶け込む方法
初めての飲み会では、どこに座るか迷うかもしれませんが、できるだけ中心に近い場所を選ぶと良いでしょう。
中心にいることで、会話に参加しやすくなり、自然とグループに溶け込むことができます。
自分から話しかけることも大切ですが、あくまでも無理のない範囲で。
困ったときは先ほど紹介した雑談のコツを意識してみてください。
自然な流れで会話に参加し、リラックスして交流を楽しむことがポイントです。
もし少人数での飲み会で、自分の立場が下な場合は、出口から一番近い席に座るようにしましょう。これも社会人マナーにはなりますが、今のうちに覚えて実践しておくと便利です
飲み会に行きたくない時
無理して参加することには一切の意味がないので、気が進まない時はハッキリと断るようにしましょう。
このブログ内では、つまらない飲み会に極力行かずに済ませる方法と最強の立ち回りという記事を投稿していますので、
「飲み会行きたいくないな」
という際はご覧ください。
お酒が苦手な場合は?
本当に無理をしてお酒を飲みのはやめましょう。
飲み会は、お酒を飲むことが目的ではありません。
お酒を飲んだり、皆で同じご飯を食べながら時間を共有しお互いを知っていくことが目的です。
時間を共有することで、お互いのことを知るための時間なので、ここで無理にお酒を飲む意味は一切ありません。
「お酒を飲んだら思い切ったことができる」「お酒を飲んだら面白くなる」
みたいな人もいますが、気が大きくなっているだけなので幻です。
本当に思い切りがある人、面白い人はお酒がなくてもそうだからです。
ただ、お酒が入ることで普段は見られない一面や本音を語ってくれる人もいますので、そういった人との会話やコミュニケーションを楽しむようにしましょう。
大学生活と飲み会の頻度や将来へ向けての知識
基本的に飲み会は節目節目
大学生が飲み会を行うのは基本的、サークル単位やゼミ単位で行われることがほとんどです。
新歓、大会終わり、忘年会、新年会、送別会など、節目節目で開催されます。
時期や、自身が参加しているコミュニティの数にもよるところですが、月に何度もというよりかは、何か月に一度という単位が多くの学生にあてはまります。
勉強だけではなく、多くの学生はアルバイトをしなければなりません。
自身の都合やお財布事情にも無理のない範囲で参加するようにしましょう。
社会人になってからも役立つ飲み会での極意
マナーについては、様々なものがありますが、入社したてや若手の頃であれば、以下の3つを抑えておけば大丈夫です。
・空きそうなグラスを見たら「お次どうします?」
・グラスは両手で持って相手よりも低い位置で乾杯
・出口に一番近い席に座る
全て先に紹介したことになりますが、基本的にこの3つを抑えておけば無礼者とは思われません。
先輩や目上の方のグラスが空きそうであれば
「お次はどうしますか?」
と周囲に目を配るようにしていれば、自分自身がベロベロに酔っぱらうことを防ぐこともできます。
2つ目のグラスは両手で持って相手よりも低い位置で、というのも学生自体から身に付けておくといいでしょう。
たとえそれが同級生や後輩相手でも常に実践を意識していれば自然と身に付きます。
席順についても、出口に一番近いところに座ることを覚えておきましょう。
時と場合によっては、
「お会計してきて」
と目上の方からお金を渡されることもあるので、その際はすぐに動いて勘定を済ませられるという意味合いでも、立場が下の人間は出口に一番近い席に座るという意味があります。
まとめ
この記事では、初めて飲み会に参加する際の基本的な知識について紹介しました。
大学生活は、勉強だけでなく、人間関係の構築や社会性の向上にも重要な時期です。
飲み会は、こうしたコミュニケーション能力を磨く絶好の機会の一つではありますが、無理だけは絶対にしないようにしましょう。
この記事が、大学生活と飲み会をより楽しく、そして有意義に過ごすための一助となれば幸いです。
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