このページはダノンベルーガの競走馬メモです。
馬主:ダノックス
生産者:ノーザンファーム
調教師:[東]堀宣行
主な勝ち鞍:2022共同通信杯
馬場別成績 芝・ダ(良〜不良)
良 | 稍重 | 重 | 不良 | |
芝コース | (1-0-0-1) | (1-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) |
ダートコース | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) |
コース別成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | |
札幌(右) | ||||
函館(右) | ||||
福島(右) | ||||
新潟(左) | ||||
東京(左) | 2 | |||
中山(右) | 1 | |||
中京(左) | ||||
京都(右) | ||||
阪神(右) | ||||
小倉(右) |
ダノンベルーガの脚質に関する考察
・差し
テン1F平均は13.2と中距離馬としては平均的といえる範囲だと思います。
ただ、まだ3戦しかしていないので、今後もう少し平均時計を伸ばしてくる可能性も十分あると思います。
重賞見解・レース後メモ
主に2021年11月以降のレースに関するTomの見解やレース後のメモをまとめています。
2022 共同通信杯 評価【B】–1着
注目ダノンの二頭はどちらも体調面が鍵。
ダノンベルーガは新馬戦を勝利あと、放牧そして1月8日に帰厩。
その時の毛ヅヤやハリなどが冴えず、状態面があまり良くなかったとのことで、そこからどこまで状態を上げているかが一つ焦点。
追い切りは動かしていない分、見栄えのする内容ではなかったがなんとなく全体的に動きももっさりしている印象を受けた。
1週前の段階でも「新馬の時の方が良かった」と調教師もコメントを出しているので、今回は能力でどこまで戦えるかという一戦になりそうだ。
産駒傾向からも、じっくり使いながら成長を待ちたいところではないだろうか。
レース後メモ
スタート気持ち後ろも道中は中団で折り合う。直線は残り200mを迎える手前で最も加速しているように見えた。3角4角と強気に外を回したが関係なく突き抜ける完勝といえる内容。
2022 皐月賞 評価【B】-4着
新馬戦、共同通信杯と鮮烈なイメージのままクラシック戦線へ殴り込むダノンベルーガ。
共同通信杯の時点では仕上がり途上、本調子ではなく、且つハーツクライ産駒特有のこの時期の緩さを残したままでも勝ち切ってしまったことがこの馬の能力の高さをうかがわせます。
ダービー向きというよりかは右後脚の歩様がコツコツしている点から右回りはどうかなという懸念点があることは確かで、個人的にも今回川田騎手に手が替わることも微妙な要素だと思います。
今後の教育も兼ねてある程度ポジションを取って運びたいと考える鞍上と、おそらく急かさずにじっくり道中運んだ方が合うダノンベルーガとでは初コースということもあり、若干ギクシャクするかもしれないなと考えています。
能力非凡も本質的に開催最終週の掘れた馬場への適性もまだ未知なので、評価を若干落とすことにします。
レース後メモ
好位インで脚をタメたが終始荒れた芝を通ることになった。
直線では少しずつ外に進路を求めたがやはり馬場に泣いた感じ。前の3頭はいずれも外を選択していた馬だった。
血統背景・雑感
父:ハーツクライ
母:コーステッド
(母父:Tizway)
母:コーステッドはBCジュベナイルフィリーズターフ(アメリカ 芝1600mG1)2着という実績馬で、祖母のマリブピアーもサンタアナS(アメリカ 芝1600m G2)の優勝馬と牝系はマイル色の強い印象を受けます。
さらに母父:Tizwayも現役時代はアメリカのダートマイル前後で活躍を見せたインリアリティ系らしいスピードに秀でた種牡馬で、母系としては序盤から流れるようなスピード溢れるレースに適性があると思います。
そこにクラシックディスタンス向きのハーツクライが入ることで距離適性が引き延ばされていると考察しています。
ハーツクライ産駒の傾向として、3歳春では緩さが残る馬も多い中、ダノンベルーガは牝系の仕上がり早という特徴もしっかりと受けており、皐月賞前でも既にしなやかな筋肉をしっかりと身につけている印象です。
やや胴長で大跳びなところからも中山よりかは東京寄り。
後ろ脚が少し曲飛気味かなと思う部分からは道中はタメて、直線で終いを活かす競馬もあっていると思います[2022/5/23]
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