この記事では4月2日、中山競馬場で行われるダービー卿チャレンジトロフィーの出走各馬の見解と予想を書いています。
お読みいただきありがとうございます!
競馬ブロガーTomです。
出走各馬の評価は【A】【B】【C】の三段階評価にしています。
A…本命候補
B…相手候補
C…今回は見送りたい候補
といった具合です。
A評価の馬は高確率で馬券に絡んでいます。B評価でも割と穴を拾えます。
評価方法は相対評価で、A評価馬は多くても3頭に留め、そしてC評価は頭数にもよりますが最低3頭あげるようにしています。
出走各馬については気になる馬、お目当ての馬の目次をタップすると一気にその馬の見解まで飛ぶことができます。
また各馬の項目下にはその馬の好走パターンに関する考察や血統背景についての記事も併せてご覧いただけますのでよろしければご覧ください。
ダービー卿チャレンジトロフィー 出走各馬の見解
フォルコメン【B】
馬場はやや渋ってくれた方が合いそうなフォルコメン。
前走は返し馬で頭が高く、レースでも力む面があったということながらも好位からしっかりと脚を使った印象で、OPでもある程度目処がたったのかなという印象です。
鞍上にはミルコ・デムーロ騎手を配してきましたし、ハンデも54kg。
最内枠からロスなく運ぶことができれば入着があってもと思います。
インテンスライト【A】
今回狙いの一頭です。中山コースは得意とするところですし、馬場状態も稍重までなら堪えられる馬だと思っています。
徐々に開催も進んできて、高速馬場では無くなってきていると思いますし、インテンスライトにとっては走りやすいコンディションになっていると思います。
相手は上がりますが54kgとハンデキャップも恵まれていますし、鞍上も先週の高松宮記念で惜しいレースをした菊沢騎手が引き続き手綱を取ります。
得意条件での飛躍に期待します。
タイムトゥヘヴン【B】
今回はいい枠を引けましたし、うまく流れに乗ることができれば一発があってもと思う存在です。
昨年の富士Sでは3着と力走。
そこからも差のない競馬を続けている点は大いに評価できるところだと思いますし、個性として向きは東京よりも中山だと思います。
ボンセルヴィーソ【B】
中山のマイルとは相性が良い印象がありましたが、勝ち切ったのは前走が初めて。
このコースでは堅実に駆けてくる印象がありますし、8歳ということもあり体調の波も少ないという点もプラスだと思います。
重賞になり相手が上がっても侮れない一頭でしょう。
ギルデッドミラー【C】
馬場に水が残り「重」以上となればワンチャンスがあるのかなと思いましたが、稍重くらい軽くなるようであれば今回は少し軽めに見たいかなと考えています。
リフレイム【C】
外ラチに向かって走る姿が印象的なリフレイムは能力が高い馬だと思っていますが、どうも右回りがほとんど使われていない点が気がかり。
過去にはフラワーカップに使われていますが、この時は気持ち的についていけなかったようなので、それを度外視するか否かが予想の鍵となりそうですが、個人的にそこが懸念材料だと思います。
ザダル【B】
ザダルは左回りコースに加えて、馬場が綺麗な時でこその馬だと思うので、今回はやや軽めに見たいなと考えています。
斤量も58kgと少し重めですし、力を示して突き抜けまであってもおかしいとは思いませんが、今回はあまり合う舞台だと考えていませんし、思いのほか走れなかった…という結果になりそうな感じもします。
グラティアス【A】
馬場が渋ってもこなせそうですし、前走は不完全燃焼感が強いグラティアスは今回狙い目。
叩き3戦目で状態面の上積みも期待したいところですし、前走は中団に構えて上がり最速と新味を見せました。
スムーズなら前走以上の結果が出てもと思います。
サトノフェイバー【C】
主張すればハナにいけそうな感じもありますが、大外のノルカソルカの出方次第で楽逃げになるかキツい逃げになるかが決まりそうかなという展開予想でいます。
気分良く逃げることができれば好走が叶うとは思いますが、あんまり強気に推せないというのが正直なところです。
ダーリントンホール【B】
馬場状態が「重」か「不良」なら狙ってみたいダーリントンホール。
いかんせん高速決着では分が悪いので、そうではない条件下で早めに動いていく競馬ができれば今回いいレースができると思います。
鞍上は積極性に長けている騎手だと思うので、流れひとつではありますが、課題のスタートを決めて前目のポジションで運ぶ競馬に期待しています。
カイザーミノル【B】
隣のダーリントンホール同様、馬場が渋っていたり、時計がかかりそうな条件下で狙いたいのはこの馬だと思います。
寒い時期より暖かい時期の方がいいのか、前走も完調というわけではなかったようです。
本当であればA評価を打ちたいところでしたが、これまで中山コースであまり実績がない点が気がかりでしたのでB評価にとどめました。
トーラスジェミニ【C】
少し間隔も詰まっていますし、いい頃の勢いが感じられず、斤量もキツめなので今回は見送り候補にしたいと思います。
ミッキーブリランテ【C】
状態面は前走以上なのかなと考えています。
ただ前走は勝ち切りましたが、鞍上がかなり上手く乗った印象でした。
前走の再現はなかなか容易なことではないと思います。
また気難しさを残しているようで、馬群に入りたがる、馬に近寄りたがる癖があるということから外枠に入った点も減点したいと思いました。
インターミッション【C】
馬場が渋った時には少し出番があるのかなと思いましたが、今回は相手関係的にも枠的にも少し厳しいのかなと感じました。
ハンデキャップこそ52kgは恵まれたなと思いましたが、よほど展開向かない限りは前進は…と思います。
カテドラル【B】
発馬が課題もこの枠に入れば関係ないのかなと思うカテドラル。
あまり馬場状態には左右されないと思いますし、中山のマイルは得意コースだと思います。
僅かではありますが、斤量も軽くなった点もいいと思いますし、あとは展開次第ではないでしょうか。
ノルカソルカ【B】
大外枠は酷だなあという印象のノルカソルカ。
内枠であれば高く評価したとは思いますが、この枠は減点したいと思います。
あとは逃げたいサトノフェイバーや先行するボンセルヴィーソあたりとの兼ね合い次第だと考えていますが、前走同様少し恵まれない展開にならない可能性が高そうです。
距離短縮で、前走も酷い馬場の中結構なしぶとさを見せていたので、期待していましたが、簡単なレースにはならないと思います。
Tomの予想

予想はいつも通りの馬連・ワイドの箱買いでいこうと思います。
◎インテンスライト…オープン初戦も高い中山マイル適性と開催の進んだ馬場的にも合いそうだなという印象から。
○グラティアス…前走は不完全燃焼に写りましたし、それでいて新味も感じる内容。スムーズなら躍進に期待したいです。
▲カイザーミノル…中山コースに実績はこれまでありませんが、マイラーズカップを選ばずこちらを選んできたのは何かしら意味があると思います。春が合う馬です。
△1ダーリントンホール…ゲートが決まり先行策が実るのであれば好走に期待。
△2タイムトゥヘヴン…差のないレース内容を続けていますが、思いの外人気は薄く。一発ならこの馬。
以上です。土曜競馬を楽しみましょう!


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