このページはボッケリーニの競走馬メモです。
馬主:金子真人HD
生産者:ノーザンファーム
調教師:[西]池江泰寿
主な勝ち鞍:2020中日新聞杯
馬場別成績 芝・ダ(良〜不良)
良 | 稍重 | 重 | 不良 | |
芝コース | (4-5-2-5) | (0-1-0-0) | (0-0-0-0) | (1-0-0-1) |
ダートコース | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) |
コース別成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | |
札幌(右) | ||||
函館(右) | ||||
福島(右) | ||||
新潟(左) | 1 | |||
東京(左) | 1 | |||
中山(右) | 1 | 1 | ||
中京(左) | 1 | 2 | ||
京都(右) | 2 | 1 | 1 | |
阪神(右) | 2 | 1 | 1 | |
小倉(右) | 1 | 2 | 1 |
ボッケリーニの脚質に関する考察
・先差し
近10戦のテン1F平均は13.0。数値としては安定しており、中距離馬としては平均的なイメージであとは枠の並びでポジションの上がり下がりが決まるタイプかなと思います。
重賞見解・レース後メモ
主に2021年11月以降のレースに関するTomの見解やレース後のメモをまとめています。
2021 中日新聞杯 評価【B】–4着
昨年の中日新聞杯の勝ち馬。
堅実な上がり時計を出せるのが最大の武器。
前走も休み明けながら2着としっかり力を見せた。
叩き2戦目で状態面の上昇もありそうな感じもあるが、気をつけておきたいのは今回の負担重量が57.5キロということ。
僅差ながらも敗れたラーゴムは、今回56キロで出走できることを考えると、まずそこで分が悪い感じもある。
オープン入りあとは57キロ以上で少し決め手に欠いている感じもあるので、人気にはなりそうなものの、連軸視は若干の危険が孕んでいそう。
レース後メモ
中団に構える。折り合い等々問題なく終始進んだが、イン前トラックバイアスに完全に泣かされた内容。
他の有力馬も届かない中でもかなり頑張っていた方。
2022 AJCC 評価【B】–3着
昨年終盤のアンドロメダステークスでは、休み明けながらも勝ち馬(ラーゴム)とは差のない2着。
前走は4着と馬券圏内にはあと一歩及ばなかったものの、このレース関しては完全に展開泣きといった感じで、悲観する必要は一切無し。
この秋冬と調子は良さそうで、ここで横山武史騎手起用は心強いだろう。
気になるのは今回初コース、初距離ということ。
ただ様々な競馬場で結果を残してきている器用な馬だと思うので、中山コースに関しては、問題ないと見た。
また血統的にみても2200mへの延長はむしろプラスに働くまで見ておきたい。
ただ初物が多いため中心視は勇気が必要で、今回は推せても相手候補まで。
レース後メモ
発馬5分から好位インコースを確保。3角から促すが少し反応も悪くそして進路確保にも苦労した。最終的には荒れた内を選択。そこからはしっかりと伸びてきたがやはり通ったところが悪かったか。
2022 日経賞 評価【B】–2着
器用に立ち回れますし、おそらくまた距離を伸ばしても大きくは崩れない優等生な競馬をしてくると思います。
前走に関しては、4角でどうしてもいく場所がなくて馬場の良くない最内を選択。
伸びてはいましたが、やはり内外馬場の差に泣いたといったところでしょうか。
折り合いにも苦労しなさそうな馬ですし、改めて距離延長も大きな障壁にはならないと思っています。
ですが今回は初めての距離とコーナーの回数ということもあり、少しばかり評価を落としました。
ボッケリーニの器用さを持ってすれば全く苦にせずクリアしてきてもおかしくはないと思います。
レース後メモ
スタートを決めるもタイトルホルダーにピッタリついていくのは予め決めていたよう。
そのまま道中もマンマーク。直線は内を突いたが、勝ち馬の根性に振り切られる格好。しっかり面目は保った。
血統背景・雑感
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
(母父:ダンスインザダーク)
4代母シャダイチャッターからは短距離重賞で活躍したプレミアムボックスや、中距離のスマートギアやワンモアチャッターが送り出され、短距離〜中距離にかけて優れた産駒が出ている印象です。
全兄弟には中距離G1で活躍を見せたラブリーデイのいる血統で、兄同様ボッケリーニも堅実味のある競馬を続け優等生さが魅力的な一頭です。
また様々なコースで結果を残している点からも器用な一面が伺えます。
年齢的に少しずつシブさも出てくると思うので、距離が伸びていってもいいのかなと考えています。[2022/05/26]
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