このページはロータスランドの競走馬メモです。
馬主:小林英一ホールディングス
生産者:Dr.Aaron Sones &Dr. Naoya Yoshida
調教師:[西]辻野泰之
主な勝ち鞍:2021関屋記念、2022京都牝馬S
馬場別成績 芝・ダ(良〜不良)
良 | 稍重 | 重 | 不良 | |
芝コース | (3-2-0-4) | (2-0-0-0) | (1-1-0-0) | (0-1-0-0) |
ダートコース | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) |
コース別成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | |
札幌(右) | ||||
函館(右) | ||||
福島(右) | ||||
新潟(左) | 1 | 1 | ||
東京(左) | 1 | |||
中山(右) | ||||
中京(左) | 1 | |||
京都(右) | 1 | |||
阪神(右) | 5 | 1 | 2 | |
小倉(右) |
阪神巧者。血統通りのパワーマイラーなイメージです。[2022/03/24]
ロータスランドの脚質に関する考察
・先行
ここ10戦のテン1F平均は12.9とマイラーとしてはそこまで速くない方かなと思いますが時に12.0をマークしたりと自在性が高そうです。
重賞見解・レース後メモ
主に2021年11月以降のレースに関するTomの見解やレース後の関係者コメントをまとめています。
2021 マイルCS 評価【C】–12着
今年の春、1勝クラスから夏には重賞ウィナーにまで駆け上がり本格化を迎えたロータスランド。
前走の敗因は「結果として逃げる形が良くなかった」とのことで、レース中馬に気が入らなかった模様。
父はロベルト系色の強い血統で、広いコースでの持久力比べで本領を発揮しやすい。おそらく馬場も関係なく力は発揮できそう。
今回は前に馬を置く形で集中力を持続させるような競馬ができればとは思うものの勝った関屋記念のメンバーレベルには疑問が残る。
レース後メモ
前回を踏まえて前を行かせる競馬をしたとのこと。爪の不安もある中で、今回のような荒れた馬場は合わなかったよう。地力比べでもやや劣ったか。
2022 京都牝馬S 評価【A】–1着
地力は上位、ロータスランド。
富士ステークスでは逃げる競馬で若干集中力を欠いてしまったことに加えて、完全な外伸び馬場。結果上位は差し追い込み勢が占拠したようなレースで完全に度外視可能。
さらに前走のマイルチャンピオンシップは、硬い馬場が合わなかった模様。騎手もそのようにレースを振り返った。
今回課題となるのは距離短縮だが、馬場が水を含んで時計がかかるような馬場状態になってくれれば十分に圏内だと結論づけたい。
1400mは過去実績から2歳秋に1度走って2着が一回。この時の勝ち馬が後のG1馬ラウダシオン。
レースは先に抜け出してからの押し切りを図ったものの、それ以上にラウダシオンの追い上げる脚が勝ったというもの。
最後まで食い下がっていたし、この時から潜在能力の高さを伺わせる内容だった。
それ以来の1400m戦となるが、横の比較でも実績面でも勝っていると思うし、改めてここ2戦の敗因は明らか。
パワーに優れているような血統構成で阪神コースも合うと思うし、変に控えたりしなければ下手なレースにはならないと思う。あとは重賞では連敗中でお馴染みの鞍上次第ではないだろうか。
レース後メモ
+18kgの馬体増。成長力を伺わせた。好発から流れにしっかりと乗り切って早めに動いていく競馬。時計も優秀。
良馬場発表も少し雨が降って、馬場がソフトになったこともこの馬にとってはプラスになったと思う。
2022 高松宮記念 評価【B】−2着
最初の1Fの入りで流れに乗れるかどうかが最大の鍵となりそうなロータスランド。
血統もそうですが、爪に不安を抱えているからこそ馬場が重くなればなるほどプラスになるという見方をしていますが、いかんせん生粋のスプリンターではないので、思いのほかポジションが取れない可能性は忘れないでおきたいところです。
岩田望来騎手は今回G1勝ちのチャンスだとおもいますが、他の馬以上にスタートを決めることが鍵となるのではないでしょうか、
レース後メモ
スタートを決め流れに乗った。
勝負どころで早めに手が動き始めるあたりは本質的にマイラーを感じさせるものがあるが、重馬場というタフな条件を味方にしてしぶとく伸びた。
鞍上もロスなく上手く乗ったが…それ以上の人馬がいた。
血統背景・雑感
父:Point of Entry
母:Little Miss Muffef
(母父:Scat Daddy)
4代母:Anytime Ms.の直仔に1994年サンタアニタダービー馬のブロッコが。
さらには2009年アメリカンオークス馬のゴシップガールが出ている牝系で、ロベルト系との相性の良さが光る一族です。
ロータスランド自身も父:Point of Entryはロベルト系種牡馬。
母父:スキャットダディはヨハネスブルグの代表産駒の一頭で、ここからスピードや前向きさ、レースの流れに乗るセンスをよく引き継いでいると思います。
母母父:もKris.Sこれもロベルト系種牡馬でロベルトの4×3の有しているロータスランドは超パワー型で直線急坂コースで輝くのにもうなづけますし血統背景をしっかりと投影したような力感あふれる馬体の持ち主です[2022/06/04]
関連記事


コメント