このページはシルヴァーソニックの競走馬メモです。
2022阪神大賞典終了時点までの成績を参考に、好走パターンに関する考察や血統背景等をまとめています。
馬主:社台レースホース
生産者:社台ファーム
調教師:[西]池江泰寿
主な勝ち鞍:
馬場別成績 芝・ダ(良〜不良)
良 | 稍重 | 重 | 不良 | |
芝コース | (4-2-6-3) | (0-1-0-1) | (0-0-0-0) | (0-0-0-1) |
ダートコース | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) |
コース別成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | |
札幌(右) | ||||
函館(右) | ||||
福島(右) | ||||
新潟(左) | ||||
東京(左) | 1 | 1 | 2 | |
中山(右) | 1 | 1 | ||
中京(左) | 1 | 1 | ||
京都(右) | 2 | 1 | ||
阪神(右) | 2 | 2 | 1 | |
小倉(右) | 1 | 1 |
勝ち星は3場で挙げており、立ち回りは器用だと思います[2022/03/19]
持ち時計(距離別、上がり)
−持ち時計【時計(上がり3F)、日付−着順 】
・京都芝1600m1.37.6(35.6)
2019.1.20–2着
・京都芝1800m 1.48.1(34.5)
2019.5.12– 2着
・小倉芝2000m 1.59.3(35.5)
2019.7.27–1着
・中京芝2200m 2.14.0(36.3)
2021.1.31–4着
・東京芝2400m 2.24.2(33.6)
2021.5.15–3着
・中京芝3000m 3.04.5(35.5)
2022.1.5–3着
・阪神芝3200m 3.15.4(36.0)
2021. 2.27–3着
・中山芝3600m 3.47.9(35.4)
2021.12.4–3着
−上がり3F【時計(日付、競馬場、距離、着順)】
最速33.6(2021.5.15東京芝2400m–3着)
最遅38. 2(2020.6.13東京芝2400m–6着)
持ち時計での成績が示すように、かなり堅実ではありますが決め脚に欠きます。[2022/03/19]
シルヴァーソニックの脚質に関する考察
・先行
近10戦のテン1F平均は13.3とあまり速くはない方ですが、長距離戦を中心に使われているのでそれほど気になる数字でもありません。
速い時は12秒台中ほどの時計もマークできるので、スタートは上手な方と捉えても大丈夫だと思います。
重賞見解・関係者コメント
主に2021年11月以降のレースに関するTomの見解やレース後の関係者コメントをまとめています。
2021 ステイヤーズS 評価【B】–3着
休み明け2戦目で状態は前走との比較で上がってきそうな感じがあるし、今年の松籟ステークス(阪神3200m)での3着という実績がこの馬の特徴を強調するように長めの舞台に適性がありそうだ。
この時の勝ち馬のディアスティマは順調なら長距離重賞でも活躍できそうなほど能力が高く、2着のタイセイモナークも10月末の3000m古都ステークスで2着としっかり結果を残した。
長距離は能力よりも適性がより重視されるので、シルヴァーソニックは人気になりそうだが、オープン入り2戦目であまり人気しないのであれば穴候補の一頭としてぜひ抑えておきたい。
レース後メモ
外枠から好位で流れに乗って最後まで粘り込んだ形。いいレースぶりだったものの最後ワンパンチが足りないのは、特徴がよく出たレースだったと思う
2022 阪神大賞典 評価【B】–3着
前走は中京の左回りで少し左に張るところがあったとのことで、今回はハミを替えてそこを調整してきたとのこと。
ステイヤーズステークスもしっかり走ってきましたが、これは外枠が好材料として働いたものだと思います。
その点今回は内目の枠なので少し馬の気分の乗せ方が難しそうだなと考えています。
また万葉Sのメンバーレベルについても少しばかり疑問が残るところがあるので、主力としては評価しづらい側面も抱えています。
レース後メモ
5分の発馬からサッと好位5番手のインコースをとった。
終始コーナリングでもロスを抑えて、直線でもジリジリと伸びた。
大きく崩れないが、ここでも決めきれず、やはり一線級とは水が空いた感じ。今日は鞍上の好騎乗でなんとか3着。
血統背景
父:オルフェーヴル
母:エアトゥーレ
(母父:トニービン)
日本では祖母:スキーパラダイスからなる牝系で、母:エアトゥーレも阪神牝馬Sを制すほかモーリス・ド・ゲスト賞2着など日本だけに留まらず海外でも活躍を見せました。
兄弟馬には皐月賞馬キャプテントゥーレや小倉記念勝ち馬のクランモンタナ、更にはアルティマトゥーレなど重賞勝ち馬は多数輩出されています。
種牡馬の血統の中にノーザンテーストがいるとトニービン要素が刺激されるのかスタミナ型に出やすい牝系なのかなと考えています。
シルヴァーソニックもその例に漏れず、オルフェーヴル産駒ということで父父母母父にノーザンテーストを持っています。
馬体的には胴長でステイヤー体型。
決め脚に欠くという個性もオルフェーヴルとトニービンの体力面が引き出されすぎた故かなという印象で、距離はあればあるだけいいのと、繋ぎは立ち気味なので馬場が渋って、全体時計のかかる条件下での活躍に期待しています[2022/04/30]
関連記事


コメント