このページはレイパパレの競走馬メモです。
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
調教師:[西]高野友和
主な勝ち鞍:2020チャレンジC、2021大阪杯
馬場別成績 芝・ダ(良〜不良)
良 | 稍重 | 重 | 不良 | |
芝コース | (4-2-1-2) | (1-0-0-0) | (1-0-0-0) | (0-0-0-0) |
ダートコース | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) |
コース別成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | |
札幌(右) | ||||
函館(右) | ||||
福島(右) | ||||
新潟(左) | 1 | |||
東京(左) | ||||
中山(右) | 1 | |||
中京(左) | 1 | |||
京都(右) | 2 | |||
阪神(右) | 3 | 1 | 1 | 1 |
小倉(右) |
レイパパレの脚質に関する考察
・逃げ
近10戦のテン1F平均は12.7と中距離馬としては確かなゲートセンスと瞬発力に優れている印象があります。
行きたがる面が強いですが、今はそこを矯正されつつあると思います。
重賞見解・関係者コメント
主に2021年11月以降のレースに関するTomの見解やレース後の関係者コメントをまとめています。
2021 エリザベス女王杯 評価【B】–6着
今年の大阪杯勝ち馬。
とてもインパクトの強い勝ち方で、一気に古馬中距離戦線の主役候補へ。
追われてからグッと沈み込むような走り方が特徴的で、推進力が魅力。
今回も人気を集めることになるだろうが、宝塚記念とオールカマーの内容が個人的には正直案外。
やはり気になるのは、能力が高いことは確かもこの馬はとても気難しい面があること。
少しでも外から競られて嫌気がさしたら止まってしまう姿は想像に難くない。スタートも心配。
それでも最内枠からスムーズに行ければ相当強い。それができそうな鞍上でもある。
強いもののどうしても本命には推しづらい。安全策を取るなら他の馬でもという感じはある。
リスクがある割には倍率も美味しくない感じで。
レース後メモ
道中は力みまくり、3コーナー付近では前の馬に接触しそうな場面もありと超チグハグな内容。
それでも一旦は先頭に立って坂を迎えるあたりまでは粘っていました。
最後パタっと止まったのは距離的なものなのかなと思います。
2022 金鯱賞 評価【B】–2着
仕切り直しの一戦となるレイパパレ。
調教では我慢が効くようになってきているとのことで、このコメントからも今回は前をいかせて外2、3番手の競馬に徹したいという思惑が伝わってきます。
行きっぷりからして悪かった香港遠征の時は、馬体は大きく減らしてしまったものの、その馬体減も戻してきているようなので、体調に関しては間違いないなく前走以上と見ています。
大阪杯が本番でここは叩き台という意見がほとんどですが、今回も下手なレースはしてこないのではないでしょうか。
ただ稽古とレースは異なるものなので、実際走る段階になって折り合いがどうなるか。この点が気になってB評価にしました。
レース後メモ
折り合いがつき前を見ながらの競馬。我慢が効いた。
直線で追い出されてからも回転数をしっかり上げて脚を伸ばしたが、前が止まらなかった。
2022 大阪杯 評価【B】–2着
昨年の覇者。
能力そのものは確かですし、一度金鯱賞を使って調子を上げてきている感じもあります。
ずっと前を行かせる競馬を教えていますし、そろそろその教育の成果がこの辺りで勝利という形で現れてもおかしいとは思いません。
馬場が渋るようであれば、この馬にとってはプラスに働くでしょう。
あとはもう当日のテンションでどこまで我慢が効いているかをチェックすることが大切かなと思います。
昨年の同舞台の勝ち馬ではありますが、距離に関しては母父:クロフネのスピードタイプの馬だと思うので2000mはギリギリだと見ています。
レース後メモ
正面スタンド前では馬の行く気に任せたものの、そこから4角の追い出しまでは終始宥めながらの追走。
追い出されてからジワジワ伸びたが、追い比べで僅かに遅れた。道中やや力んだ分か。
血統背景
父:ディープインパクト
母:シェルズレイ
(母父:クロフネ)
母:シェルズレイはチューリップ賞やローズSで2着に好走した実績馬。
母父:ウイニングチケットということで、トニービン系×ヴァイスリージェント系で持久力に優れた構成です。
そして父としてもそうですが母父に入るクロフネの牝馬というのはスピードを良く伝える傾向にあり、レイパパレもそのタチ。
ディープインパクトとの組み合わせで、そこにバネと瞬発力を強化されている血統構成のように思います。
気性は非常に前向きで、それをなんとか抑える競馬を覚えさせている最中といった感じ。大阪杯でも終始馬と喧嘩をしないところぎりぎりな感じで鞍上も宥めていた姿が印象的でした。
現段階ではスピードに乗せていくマイルの方が十分なパフォーマンスが発揮されるような気がします。[2022/05/12]
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