このページはフェアリーポルカの競走馬メモです。
2021ターコイズS終了時点までの成績を参考に、好走パターンに関する考察や血統背景等をまとめています。
馬主:山本剛士
生産者:ノーザンファーム
調教師:[西]西村真幸
主な勝ち鞍:2020中山牝馬S、福島牝馬S
馬場別成績 芝・ダ(良〜不良)
良 | 稍重 | 重 | 不良 | |
芝コース | (3-1-2-6) | (0-0-0-2) | (0-0-0-2) | (1-0-1-0) |
ダートコース | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) |
※交流重賞の成績は反映していません。
コース別成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | |
札幌(右) | 1 | |||
函館(右) | 1 | |||
福島(右) | 1 | 1 | ||
新潟(左) | ||||
東京(左) | 3 | |||
中山(右) | 1 | 1 | 2 | 1 |
中京(左) | ||||
京都(右) | 1 | 1 | ||
阪神(右) | 2 | |||
小倉(右) | 2 |
直線坂のあるタフな中山や阪神コースに良績集中。[2022/03/08]
持ち時計(距離別、上がり)
−持ち時計【時計(上がり3F)、日付−着順 】
・中山芝1600m 1.33.3(35.6)
2021.12.18–4着
・小倉芝1800m 1.46.0(35.2)
2021.2.21–8着
・中山芝2000m1.58.3(33.7)
2019.9.7–2着
・東京芝2400m2.26.3(38.3)
2019.5.19–16着
−上がり3F【時計(日付、競馬場、距離、着順)】
最速33.7(2019.9.7中山芝2000m–2着)
最遅39.5(2021.3.13中山芝1800m–3着)
使える上がり時計には限界があるタイプではあるものの、中山で33.7が使えるのは直線坂コースや中山巧者の証だと思います[2022/03/08]
フェアリーポルカの脚質に関する考察
・先差し
ここ10戦(交流重賞は除く)テン1Fの平均は13.0と中距離を走る馬としては至って平均的な時計です。出して行っても控えてもどこからでも競馬ができるところが強みだと思います。あとはタフな条件になってくれるかどうかが鍵でしょう。
重賞見解・関係者コメント
主に2021年11月以降のレースに関するTomの見解やレース後の関係者コメントをまとめています。
2021 福島記念 評価【C】–7着
今年はややキレ負け気味な競馬が続くことから牝馬ダートグレード戦線にも参戦。
正直、そこでの結果は個人的には案外。
前走に続いて芝でのレースとなるが、ジリジリと伸びるこの馬にとっては外枠が仇となりそう。
今日もある程度まとめてきそうだが、差し脚比べになる展開となれば、キレ味のある馬は他にもいるし体力比べでも他の馬が台頭しそうで少し厳しそう。
レース後メモ
大逃げを打つパンサラッサにはついていかず、バラついた先行馬の後ろ5番手を追走。
3角から4角にかけて一脚を見せたものの、なし崩し的に道中も脚を使っていたのか直線では伸びを欠きました。
2021 ターコイズS 評価【B】–4着
今年はダート挑戦など新たな活路を探した一年に。
長くいい脚を使えるタイプだが、元からキレるタイプではない。
時計のかかる馬場やコースでこその一頭。水を含んで稍重以上なら抑えておきたい。
いい頃と比べるとスピード勝負では、少し分が悪くなってきてしまった印象で、普通の馬場ではキレ負け、スピード負けしてしまうイメージ。
善戦してくれそうなものの、斤量は背負う。
例年以上にメンバーも揃ったターコイズステークスでどこまで頑張れるか。
レース後メモ
道中は中団よりも後ろから。
鞍上曰く「最後は脚色が同じになった」とのことでしたが、それ以上に直線は進路を確保するのに少し時間がかかった部分が気になるところ。
もう少し器用に捌けていたらもう少し違う結果になっていたかも?
血統背景
父:ルーラーシップ
母:フェアリーダンス
(母父:アグネスタキオン)
祖母:ファリードールからはトゥザヴィクトリーやサイレントディールといった芝・ダ両刀の優れたパワー溢れるサラブレッドが出ており、同牝系には「直線が坂」という舞台で活躍するという部分が最大のキーポイントなのかなと思います。
フェアリーポルカは父:ルーラーシップの影響も強いのかあまりキレるタイプではないものの、末脚は堅実。
牝系との特徴とも相まってタフな中山、阪神コースでの実績が目立ちます。
ただその日のコースや馬場状態にもよるので、一概には言えませんが加齢の影響もあるのか若駒の時のような上がり3F33秒台の時計は長いこと出せておらず最近は追われてシブい印象が強いです。
距離はマイルから2000mあたりまでが守備範囲内といった感じで、今日は全体時計がかかるぞという場面での出番に注目したいところです[2022/03/08]
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