このページはジャスティンロックの競走馬メモです。
2022弥生賞終了時点までの成績を参考に、好走パターンに関する考察や血統背景等をまとめています。
馬主:三木正浩
生産者:酒井牧場
調教師:[西]吉岡辰弥
主な勝ち鞍:2021京都2歳S
馬場別成績 芝・ダ(良〜不良)
良 | 稍重 | 重 | 不良 | |
芝コース | (2-1-0-1) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) |
ダートコース | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) |
コース別成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | |
札幌(右) | ||||
函館(右) | ||||
福島(右) | ||||
新潟(左) | ||||
東京(左) | ||||
中山(右) | 1 | |||
中京(左) | 1 | |||
京都(右) | ||||
阪神(右) | 2 | |||
小倉(右) |
持ち時計(距離別、テン1F、上がり)
−持ち時計【時計(上がり3F)、日付−着順 】
・阪神芝1800m1.48.2(33.8)
2021.10.9–1着
・中山芝2000m2.00.7(35.0)
20222.3.6–4着
−上がり3F【時計(日付、競馬場、距離、着順)】
最速33.6(2021.9.19中京芝2000m–1着)
最遅35.3(2021.11.27阪神芝2000m[京都2歳S]–1着)
ジャスティンロックの脚質に関する考察
・差し
テン1F平均は13.7と結構なゆったり型。
スタートは決して速くないので、あらかじめその点は頭に入れておきたいところです。
重賞見解・関係者コメント
主に2021年11月以降のレースに関するTomの見解やレース後のメモをまとめています。
2021 京都2歳S 評価【A】–1着
新馬戦はトゥデイイズザデイのスロー逃げにうまくしてやられたレースとなったが、次走の未勝利戦ではすぐさま初勝利。
この馬の強みはなんといっても末脚。
特筆したいのは新馬戦での内容で、先にも書いたトゥデイイズザデイの超スロー逃げのレースの中、最後はメンバー中上がり最速、メンバー唯一の33秒台も猛追を見せた。
未勝利戦でも上がり3Fはメンバー最速で、2戦続けてしっかりと脚を使えたことは現時点での完成度の高さを証明するものであり、高評価したい。
リオンディーズ産駒は割と過小評価されがちだが、根幹距離では走る馬が多くジャスティンロック自身も人気に推されないようなら一発に期待したい。
改めてこの馬の末脚は魅力で、基本的に2歳馬戦は差し・追い込みは決まりづらく、それをやってのける馬は能力面でも高いものがあると見てA評価としたい。
レース後メモ
スタート後手。
3角から少しずつ踏んでいって4角では好位。
直線コースでも長くいい脚を繰り出しての勝利。コーナでは外を回らされることにもなったがそれでもねじ伏せた。内容は濃い。
2022 弥生賞 評価【B】–4着
昨年の京都2歳ステークス以来の実戦で、初の休み明け。
さらに初の関東遠征ということもあり、克服すべき課題もありますが、中山コースとは合いそうな長くいい脚を繰り出せる点が持ち味。
スタートに課題があるということですが、ゲートを出してポジションを取るのが上手い鞍上を配してきたので、おそらく普通にゲートを出るならある程度出していく競馬をすると思います。
前哨戦ということもあり、手探りな感じが拭えないので今回はA評価は打ちませんが、能力そのものは世代間でも非常に高いものがあると思いますし、ここである程度の結果を出せるのであれば本番では最有力候補になるのではと期待を寄せてもよさそうです。
レース後メモ
+10kg。やはり一歩目が遅く、道中は中団後ろで進める。
3角では先に動いたロジハービンに進路をカットされる不利がありながらも直線ではしっかり伸びた。スムーズであれば2着、3着争いまで食い込めたようにも映った。
血統背景
父:リオンディーズ
母:フラワーロック
(母父:アッミラーレ)
牝系からはホクトベガが出ているように、母:フラワーロックも現役時代は芝ダート不問のフットワークの持ち主。
母父:アッミラーレは現役時代ダートで活躍を見せた馬で、直線急坂コースでも上がり最速で3戦駆け続けた力強さが備わっている印象を受けます。
リオンディーズ産駒は、エピファネイアとの比較で、現役時代や繁殖としての実績からもやや軽視されがちですが、兄同様根幹距離が得意で、クラシックを走るような大物がいずれ出てくると思いますし、今年はジャスティンロックがその筆頭候補です。
似ているとまでとは言えませんが、リオンディーズ産駒で母父にノーザンダンサーを持たないサンデー系は、テーオーロイヤルのような折り合い上手な活躍馬を送り出している相性の良さがありますし、今後もこのパターンの産駒の活躍というのは多く見られるのではないでしょうか。[2022/04/13]
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