このページはジャンダルムの競走馬メモです。
終了時点までの成績を参考に、好走パターンに関する考察や血統背景等をまとめています。
馬主:前田幸治
生産者:Northi Hills Co.Limited
調教師:[西]池江泰寿
主な勝ち鞍:2017デイリー杯2歳S、2022オーシャンS
馬場別成績 芝・ダ(良〜不良)
良 | 稍重 | 重 | 不良 | |
芝コース | (5-1-3-11) | (1-0-0-5) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) |
ダートコース | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) |
コース別成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | |
札幌(右) | ||||
函館(右) | ||||
福島(右) | ||||
新潟(左) | 1 | 1 | ||
東京(左) | 4 | |||
中山(右) | 3 | 1 | 2 | 5 |
中京(左) | 3 | |||
京都(右) | 1 | 1 | ||
阪神(右) | 1 | 1 | 1 | |
小倉(右) | 1 |
中山コースに良績。中京では少しチグハグになる印象です[2022/02/28]
持ち時計(距離別、テン1F、上がり)
−持ち時計【時計(上がり3F)、日付−着順 】
・中山芝1200m 1.07.3(33.8)
2021.4.11–1着
・阪神芝1400m 1.19.3(34.1)
2021.2.28–3着
・中山芝1600m 1.30.9(34.2)
2019.9.8–3着
・中山芝2000m 2.01.3(34.1)
2018.3.4–3着
・東京芝2400m 2.25.4(35.3)
2018.5.27–17着
−テン1F【時計(日付、競馬場、距離、着順)】
最速12.1(2021.4.11中山芝1200m–1着)
最遅14.1(2018.11.18京都芝1600–16着)
−上がり3F【時計(日付、競馬場、距離、着順)】
最速32.6(2021.9.12中京芝1200m–4着)
最遅37.2(2020.3.15中山芝1600m–10着)
ジャンダルムの脚質に関する考察
・先差し
近10戦のテン1F平均は12.4とスプリンターとしてはまずまず。
昨年のセントウルSではメンバー中最速の上がり(32.6)と開幕週を味方に驚異的な時計で駆けたものの、基本的にこれまでの好走時のポジションというのは好位からのものが大半を占めています。
3着内 馬体重変遷
・2歳(480〜494kg)
・3歳(484kg)
・4歳(500kg)
・5歳(500〜506kg)
・6歳(502〜510kg)
年々増加傾向にあります。
重賞見解・レース後メモ
主に2021年11月以降のレースに関するTomの見解やレース後の関係者コメントをまとめています。
2022 シルクロードS 評価【A】–13着
開幕週やパンパンの良馬場なら大得意なジャンダルム。
特筆すべきは昨年のセントウルステークス。
着順だけ見れば4着とあと一息な結果だが、上がり3Fは32.6と驚異の時計で駆け上がった。
前走のスプリンターズステークスでは崩れてしまったものの、この時はローテーションの厳しさやイン前有利の馬場に泣いたかなあという印象。
現況では1200mがベストで、しっかり溜めた分伸びる競馬には期待したいところ。
ただ、開催が進んでやや馬場荒れがあるのはこの馬にとっては若干マイナスかもしれない。
コーナーは外外を回ることになりそうなので、今回も差し届かずな競馬になる可能性もありそうだ。
ゲート練習を昨秋に積んだとのことなので、その効果で一列前で競馬をしながらしっかり脚を溜める展開になれば好走の番と見て。
レース後メモ
スタート決めて先行策。終始スムーズな運びに見えたものの思ったほど伸びず。久々+馬体重増の影響もあったか。
2022 オーシャンS 評価【A】–1着
先行した前走は案外な結果に終わってしまったジャンダルム。
それを思うとセントウルSのように、今回はある程度タメる競馬にシフトしてくるのではないかと考えています。
斤量としても56kgで出走できる点は魅力で、綺麗な芝とも好相性。
中山では走るというよりかは、キャリアを多く積んでいるのでコース相性云々を心配する必要がない点も今回はプラスだと思います。
レース後メモ
今日もスタートを決めて好位。前回は先頭に立つのが早かったという反省点を鞍上が存分に活かしたようで、それが綺麗にハマった人馬で掴んだ勝利。
ただ左回り起用の際には、再考が必要。
血統背景
父:kitten’s Joy
母:Believe
(母父:Sunday Silence)
マイル〜中距離に強い産駒を出しやすいサドラーズウェルズ系の父とスプリント戦線を沸かせた母:ビリーヴの子。
兄弟馬もファリダットやフィドゥーシアなど短距離を中心に活躍馬を輩出している印象が強くあります。
Great Lady Mから派生してきている牝系の血を引いており、同牝系にはマイスタイルやサウンドキアラ、マテンンロウレオなどスピード能力に長けた重賞勝ち馬たちが名を連ねています。
ジャンダルムも母の個性を強く引いて、古馬になってからは短距離戦線で本領発揮。
時計面の項目でも少し触れていますが、パンパンの良馬場でのパフォーマンスは非常に良いものがあり、高速決着にも対応ができます。
あくまでも推測となりますが、雨に濡れた芝向きではありません。[2022/02/28]
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