このページはマルターズディオサの競走馬メモです。
2022.2.6東京新聞杯終了時点までの成績を参考に、好走パターンに関する考察や血統背景等をまとめています。
馬主:藤田在子
生産者:天馬禮治
調教師:[東]手塚貴久
主な勝ち鞍:2020チューリップ賞、2020紫苑S
馬場別成績 芝・ダ(良〜不良)
良 | 稍重 | 重 | 不良 | |
芝コース | (2-3-1-4) | (2-0-0-2) | (0-0-0-2) | (0-0-0-0) |
ダートコース | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) |
コース別成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | |
札幌(右) | ||||
函館(右) | ||||
福島(右) | ||||
新潟(左) | 1 | 1 | ||
東京(左) | 1 | 3 | ||
中山(右) | 2 | 2 | ||
中京(左) | 1 | |||
京都(右) | 1 | |||
阪神(右) | 1 | |||
小倉(右) | 1 | 2 | 1 |
持ち時計(距離別、テン1F、上がり)
−持ち時計【時計(上がり3F)、日付−着順 】
・中京芝1200m 1.09.6(34.5)
2021.3.28–8着
・阪神芝1400m 1.20.0(34.5)
2020.12.26–2着
・東京芝1600m 1.32.2(34.0)
2021.5.16–9着
・東京芝1800m 1.45.8(33.5)
2021.10.16–3着
・京都芝2000m 2.01.6(37.4)
2020.10.18–7着
・東京芝2400m 2.25.1(34.4)
2020.5.24–10着
−テン1F【時計(日付、競馬場、距離、着順)】
最速12.3(2020.3.7阪神芝1600m–1着)
最遅14.1(2019.8.31新潟芝1600m–1着)
−上がり3F【時計(日付、競馬場、距離、着順)】
最速33.3(2019.8.23新潟芝1600–2着)
最遅38.8(2020.4.12阪神芝1600m–8着)
の脚質に関する考察
・先差し
未勝利戦では4コーナー13番手からの追い込みを決めるなど自在性にも優れているように思いますが、いい形は前目の競馬からの抜け出しかなと思います。
ただし最近はゲートが安定していない面があるので、後ろからの競馬も目立っています。
3着内 馬体重変遷
・2歳(436〜444kg)
・3歳(444〜450kg)
・4歳(450kg)
重賞見解・関係者コメント
主に2021年11月以降のレースに関するTomの見解やレース後の関係者コメントをまとめています。
2021 ターコイズステークス 評価【A】–8着
2歳から仕上がりも早く、堅実に活躍を続けているマルターズディオサ。
最近はポジションが後ろ目になってしまっていることがやや気がかりではあるものの、中山コースでは2走前の京成杯オータムハンデでは休み明けながらも猛然と追い込んで0.5秒差の8着。
さらには府中牝馬ステークスでも外からしっかり伸びて3着入線と力を示している。
昨年2着に入った阪神カップとの両睨みというローテだったようだが、遠征もなく、阪神との比較で馬場差もないターコイズステークスの方が結果を残す上では確実性が高そうで陣営の冷静さも目立つ。
負担重量も56キロなら実力を思えばギリギリ許容範囲と見て上位候補に推したい。
–レース後コメント 田辺裕信騎手
「スタート自体は悪くなかったんですが、ダッシュがつきませんでした。直線では全然反応してくれませんでした」(netkeiba.comより引用)
2022 東京新聞杯 評価【C】–15着
乗り替わりが気がかりなマルターズディオサ。
前走のターコイズステークスでは、4角をいい感じで進出したものの、直線の坂を登ったところで失速。
加えて負担重量が成績に大きく影響を与えるタイプと見ていて、まず55kgを背負った桜花賞8着、オークスは10着。秋華賞は7着。
年が変わり高松宮記念8着、ヴィクトリアマイル9着、京成杯オータムハンデは8着と奮わない。
そして56kgを背負った前走も少し厳しい競馬になった。
これまで好成績を残してきた阪神JF、チューリップ賞、紫苑ステークスや府中牝馬ステークス(この時本命)での負担重量はいずれも54kg。
牝馬の台頭が目立つだけにここも紐でという方も多いかもしれないが、筆者としては今回は乗り替わり+前述の負担重量のことからも厳しいという見解だ。
–レース後コメント 松岡正海騎手
「56kgを背負ってるし、ヨーイドンの競馬はきついと思って前で運んだが、展開が合わなかった」
血統背景
父:キズナ
母:トップオブドーラ
(母父:グランドスラム)
[2022/02/27]
母:トップオブドーラは中央3勝。スピードに優れた血統構成に加え牝馬ということもあり勝ち星はいずれもダ1000mでした。
兄にはダートOPで活躍したアルタイル(父:カネヒキリ)が。
母父ゴーンウエスト系統は仕上がり早が多く、マルターズディオサ自身も2歳から活躍。
ディープインパクトの血を引きながらも硬い馬場でそこまで末脚キレるようなタイプではなく、タフな馬場で上手に走れそうな印象です。
ただ同馬の場合は55kg以上ではカンカン泣きが目立つので、斤量には注視したいところです。
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