このページはエイティーンガールの競走馬メモです。
2022阪急杯終了時点までの成績を参考に、好走パターンに関する考察や血統背景等をまとめています。
馬主:中山泰志
生産者:庄野牧場
調教師:飯田裕史
主な勝ち鞍:2020キーランドカップ(G3)、2021京阪杯(G3)
馬場別成績 芝・ダ(良〜不良)
良 | 稍重 | 重 | 不良 | |
芝コース | (4-4-1-10) | (0-0-0-3) | (2-0-0-1) | (0-0-0-0) |
ダートコース | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) | (0-0-0-0) |
コース別成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | |
札幌(右) | 1 | 1 | 2 | |
函館(右) | ||||
福島(右) | ||||
新潟(左) | ||||
東京(左) | ||||
中山(右) | 3 | |||
中京(左) | 3 | |||
京都(右) | 2 | 2 | 1 | 1 |
阪神(右) | 3 | 1 | 3 | |
小倉(右) | 1 |
左回りは経験なし。右回り専門。
持ち時計(距離別、テン1F、上がり)
・京都芝1200m1.07.8(上3F32.4 )
2020.5.10−3着
・阪神芝1400m1.20.9(上3F34.5)
2019.3.10−9着
・テン1F
最速12.1(2019.10.6 京都1200m 1着)
最遅13.8(2021.11.28 阪神1200m 1着)
・上がり3F
最速32.4(2020.5.10 京都1200m鞍馬S 3着)
最遅35.6(2018.9.2 小倉1200m 未勝利 5着)
エイティーンガールの脚質に関する考察
・追込
近10戦の1F平均は13.4とスプリンターとしてはかなりのゆったり型。
これまでの戦績や差し脚のインパクトからレース後半にかける末脚や追い込みが武器でしょう。
上がり最速は過去32.4をマークしていますがこれは京都の平坦コースでのもので、高速馬場向きではないのかなといった印象です。
勝ち切るには展開の助けや、荒れ馬場等の時計のかかる馬場状況にならないとと思います[2022/03/21]
3着内 馬体重変遷
・2歳(430〜438kg)
・3歳(438〜450kg)
・4歳(448〜456kg)
・5歳(454〜462kg)
年々増加傾向にあり、成長力を感じます。
重賞見解・レース後メモ
主に2021年11月以降のレースに関するTomの見解やレース後の関係者コメントをまとめています。
2021年京阪杯 評価【B】 1着
エイティーンガールは荒れ馬場や、湿った馬場が得意で今回の舞台が合いそう。
阪神コースでも実績があり、一昨年のファイナルステークスの内容が特に秀逸。
内回りコースなので、直線コースが短いのは少し残念だが時計のかかる馬場で堅実に脚を繰り出せるのは魅力。
あとは内枠の捌きと秋山騎手がどこまで本気で乗ってくれるか次第。
前走のスプリンターズステークスは前残りの決着に不利もつきまとった。
流石にその中では位置取りが悪すぎた。コーナー大外をぶん回すことは仕方なく最後までこの馬の競馬はしているので度外視可能。
レース後メモ
スタートは決まらず1番後ろからの競馬。
コーナーでは外を回って徐々に前を伺う体勢に。前も止まるような馬場傾向ではなかったが、直線では外を通って気持ちの良い伸びを見せてくれた。
時計のかかる馬場で再度狙い。
2022 阪急杯 評価【B】–10着
個人的には大好きな馬で、昨年の阪急杯勝ち馬。
1400mは久々、フィリーズレビュー以来で古馬になった今でも1400mに関しては若干長いかもしれないという懸念材料があります。
加えて、2週目の馬場では前残りで差し追い込みが届かない公算が高く、前崩れという展開待ちな面もあるエイティーンガールでは今回は少し逆風が強く吹く条件になっていると思います。
肌艶はよく状態そのものは良いとのこと。
ここで差込みが決まるなら立派。
レース後メモ
今日もスタートは決まらなかった。コーナーでは内を空けて回り、外差しを狙ったものの、内有利な馬場に加えペースもそこまで流れずに不向きな展開に泣いた。
久々の1400mということもあり、道中はハミを噛みっぱなしだったようで1200m向き。
血統背景
父:ヨハネスブルグ
母:センターグランタス
(母父:アグネスタキオン)
ヨハネスブルグは芝ダート双方を通して活躍。米国産馬。
ストームキャット系らしいスピード能力に優れている点が特徴の一つ。
産駒も短距離での活躍目立ちますが牡馬であればダートの中距離もこなせる印象です。
祖母にセンターライジング(サンスポ牝馬4歳特別【現:フローラS】)、曽祖母ダイナオレンジは新潟記念の勝ち馬。
4代母のサワーオレンジからは1979年のオークス馬シャダイアンバーが送り出された古くより日本競馬とはゆかりのある牝系です。
父方の優れたスピード能力にサンデー系の母父が入ることで、芝への対応能力やタメる競馬が上手な所以なのかなと思います。
関連記事


コメント