この記事では今週の重賞競走の回顧を中心にお届けします。
私個人の備忘録的なものでもありますが、今後の馬券のヒントにも繋がると思いますので、ぜひご覧になっていってください。
東京スポーツ杯2歳ステークス
イクイノックス
想定していなかった中団よりも後ろの競馬になったものの、直線入り口から外に持ち出して素晴らしい伸びでした。
上がり3Fはメンバー唯一の32.9と猛烈な時計で、これはかなりの大物感が漂ってきました。
前に馬を置いても包まれても問題ない気立ての良さからもこの先は大きなタイトル奪取へ向けての仕上げになっていく思います。
引き上げてきてからも余裕があるようで、キタサンブラックとキングヘイローのいいとこ取りのような馬。将来が本当に楽しみです。
中山でもどんな走りを見せるのか大変楽しみではありますが、現状では東京コースのような広いコースがベストだということは大事なので覚えておきたいです。
アサヒ
相手が悪かったなという感じで、現状持つ力はしっかり発揮できたように感じました。
最後は内から外に器用に進路を切り替えていますし、この馬は勝ち馬とは逆で、2戦目の未勝利戦の内容からも中山コースの重賞でいい走りを見せてくれそうな雰囲気があります。
カレンブラックヒル産駒ということから成長面では、これからどんどん他の馬に追い付かれてしまうそうな感じもありますが引き続き3歳春までは注目したいと思います。
テンダンス
好位で運んで最後は堅実に脚を繰り出して3着という内容。
テンダンスも上位の2頭が相手として悪かっただけで、しっかり能力を発揮しての3着だと振り返ります。
未勝利戦で勝ち上がった時同様に、度胸があって狭いところや内側からも一脚使える決め手のある馬なので、ハイペース戦や混戦などで台頭しそうです。
しっかり遠征もクリアできたことですし、テンダンスもアサヒ同様中山で見たみたい存在です。
本命グランシエロは7着。
スタート一息から道中抑え切れずにハナまで奪ってしまったアルナシームの煽りをモロ食らいしてしまった感じで、道中自分のリズムで運べなかったことが最大の敗因かと思われます。
上位の3頭はいずれも道中インコースを進んでいて、このアルナシームの暴走の影響を受けることがなかったという幸運も味方していました。
グランシエロは課題だったスタートも今回決めましたし、右回りの経験が早いうちに欲しいところですがこれで見限ることなく、次走人気落ちするなら引き続き注目の1頭です。
何度も書いていますが、ハーツクライ産駒はこれからや!
マイルチャンピオンシップ
グランアレグリア
有終の美を飾りましたね。素晴らしいサラブレッドがまた一頭ターフを去ることは寂しいですが、無事でなおかつ勝って引退だなんて本当に一番いい締めくくり。
早くグランアレグリアの子の走りが見たいです。
レースはスタートはそこまで良い感じでもなく、行き脚がつくわけでもなく中団よりも後ろになりましたが、やはり名手はそこでの落ち着きようが違いますよね。ルメール騎手は終始冷静で、直線入り口では前を完全に射程圏に入れた上で馬場の良いところへ。
もうそこからは合図を送るだけという感じで完勝も完勝でした。
◎シュネルマイスター
スタート、一歩目が少し後ろからもすぐさま挽回して好位からの競馬でした。
直線はできるだけいいところを走らせたいという鞍上の意思が色濃く感じられる騎乗でしたね。
グランアレグリア引退後はこの馬がマイル戦線では主役の座を射止めるのではないでしょうか。
いずれにせよ初めての阪神コースでも荒れ馬場でも3歳ながらにして古馬相手に十分な結果を残して偉い馬だと思います。
さらに強くなったシュネルマイスターを来年みたいですね。
ダノンザキッド
パドック、返し馬では結構激しい発汗をする姿が目立っていましたが、なんとか堪えたという感じでしょうか。
元々汗をかいていても東スポ杯完勝したような馬ですし、その点はあまり気にしなくても良いのかもれません。
ただ、それだけ汗をかいているだけあってレースに使った後の反動の大きな馬なんでしょうね。よく今回も間隔を詰めて使えたなというのが終わってからの感想です。
それだけ心身ともに充実していたと言えると思いますし、それが結果にもつながったと振り返ります。
間隔空きすぎるとガスが溜まるし、一度使うことの反動が大きいがため間隔を詰めるのもあまり良くない難しい馬という認識です。
平場予想の反省。
土曜日は回収率100%で折り返せたんですが、日曜日はまあ酷かった。
全く噛み合いませんでした。
もしも…もしも参考にされた方がいらっしゃいましたら本当にすみませんでした。
今日の結果をひとつずつ振り返ります。
東京2R16番ライブインステラ6着
(道中引っ掛かり直線お釣りなし)
東京3R8番カルチェリノイオリ8着
(スムーズな進路取りできず道中もずっと馬群の中で苦しい展開、伸び切れず)
東京5R10番セイゲン←出走取消
東京6R8番バトルボーン2着
(勝ち馬の決め手にやられる)
東京8R14番キャリアリズム4着
(手応え詐欺。最後の最後止まる。ザ・休み明け感)
東京10R4番ラヴィンジャー(13時24分追記)4着
(鞍上の仕掛けが少し遅く)
東京11R7番ヘリオス1着
阪神6R3番テイエムマグマ9着
(砂被り嫌がっていたので外枠の方が良さそう)
福島7R13番ゾンニッヒ5着
(道中流れた分、最後はバテ気味)
福島9R14番エンジェルサークル6着
(トーセンメラニーに一気にかわされて機嫌を損ねてかササってた)
福島10R10番アスクキングコング12着
(だんだんとポジションを悪くして無策)
福島11R1番ケイアイパープル5着
(元からシブい馬ではあるものの、今日は行きっぷりからして悪かった)
とまあこんな結果で…。来週は修正できるように精進します。
自分自身でも本当にショックです。ここまで負けるとは思いませんでした。

ただ、あの大川慶次郎氏でも常勝無敗というわけではなくて、帰りの交通費がなくなったこともあるという逸話があるくらいですから、私も大きく落ち込まずまた来週頑張りたいと思います。
今日もここまでお読みいただいて、ありがとうございました。
このブログも読んでくださる方がいるからこそ頑張れます。
いつかコイツの予想は役に立つと思ってもらえるよう努力、研究を重ねていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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